2004年06月02日01時45分20秒
無題 [ 5秒で読もうと思えばできなくもないもの ]
章夫が塾に行く途中、小学校の前を通りかかると校庭で見知らぬ少年が棒切れで地面になにかを描いていた。その少年は神楽に使う猿面を被っていて顔は見えなかったが何故か章夫は知らない奴だと思った。猿面の少年は校庭のキャンパスいっぱいに何かを描き終え、棒切れで地面をとんと叩くと校庭いっぱいにブロントサウルスが出現した。長い首を鈍重に持ち上げるそいつが今では『存在しなかったことになってる』ことはもちろん章夫は知らない。しばらくすると風が吹いて地面の絵画を消し飛ばしたんだろう、ブロントサウルスは掻き消えてしまった。また少年は校庭いっぱいに何かを描き始めた。描き終わると随分古いデザインの巨大ロボットが出現した。昔の超能力少年アニメに登場するロボットで、時折再放送されているのだが塾に忙しい章夫はもちろん知らない。これも風が吹いて掻き消えた。もう飽きたのか猿面の少年が校舎にむかって棒切れを掻き消すように振り回すと、校舎も校庭も少年も消えてしまい、そういえば此処は集合マンションのあるところだったと章夫が気づいたときはすっかり元の集合マンションとそこの狭い公園とそこで遊ぶ子供たちのいつもの風景に戻っていた。
――――――――
三語即興用に書いて、タッチの差で間に合わず未投稿のもの。
お題は忘れてしまいました^^;
読点が少なく読みにくいなあ。
TrackBack
この記事の TrackBack Ping-URL :
http://kakimi.blogtribe.org/tbinterface.php/416fbdfca8609cecfcf1f93ec3c43eb2
http://kakimi.blogtribe.org/tbinterface.php/416fbdfca8609cecfcf1f93ec3c43eb2
コメントは投稿されておりません。

